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別荘・セカンドハウス
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やっぱり今回の稲葉なおとさんの本も私の期待通りでした。
写真がいつものように美しく、
「私」という各章の主人公を、
読み進むうちにいつの間にか
自分自身に置き換えて読んでいることに気づかされます。
中に紹介された野沢のスキーロッジや都内の県民のための宿泊所は、
私自身何度か利用したことがあったのに、
実は有名な建築家の作品だとはまったく知りませんでした。
知らなかった「巨匠の宿」がほとんどですが、
すでに知っている場所にも、あらためて訪ねたくなります。
昔あこがれていたツリーハウス。作り方もさることながら、仕組みもまったく知らない状態を改善させてくれた本だと思います。いくつかのツリーハウスの写真も載っていて、昔夢見ていた幼い記憶を思い起こせました。
ログハウスとは?の質問に答えてくれる本です。自然との共存を目指し、ログハウスを創りたい気持ちにさせてくれます。技術的なことは、紹介程度です。
ル・コルビュジエが設計した最晩年のシンプルな休暇小屋は、地中海を見おろす狭い斜面に建っている。何年も前にテレビ番組で紹介された時、修道僧の住居のようだと解説されていた。しかしこの本を読むとトイレはあるがバスもキッチンもないわずか16m2ほどの小屋で本人は隠遁生活をするつもりは全くなかったことがわかる。ひとで軒という奇妙な名の食堂の親父と意気投合した彼が、ここにヴァカンス村のようなプロジェクトを実現しようとしていたのである。結局事業計画は頓挫したが、巨匠は海水浴を楽しみ、隣のひとで軒で食事をし、小屋の中で建築のスケッチを描きつづけ、上機嫌で過ごしていた様子が想像され、ほほえましい。
これはホテルの写真集です。けれども、写真家の人が写したような、ただ美しいだけの写真が並んでいるわけではありません。ホテルに泊まる普通の人達が、普通に自然に切り取られた数々の写真。この本に映し出されているのは、「アールデコ」という1つのデザインにこだわって旅する建築家の目であり、ホテルにこだわって旅をする、熟練したホテル・ゲストの目です。世界中のホテルを、写真で泊まった気分を味わえる、数少ない1冊だと思います。
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