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マンション
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マンションの見方が、設計の事情や住む側の事情をからめて、とてもわかりやすく説明してあります。
ぱっと見た感じ、文字ばかり並んでいてとっつきにくいかなと思ったのですが、読み進めてみると、すらすらと読めました。
文章の随所に散りばめられたユーモアが、読み手を引き込んでいく感じでした。
そのようなカジュアルな文章であるにも関わらず、内容はとても濃いものでした。
設計の視点と住む側の視点を熟知していた上で書かれた本だなと感じました。
EV外断熱工法の紹介本です。「史上最大のミステーク」の続編にあたるようです。EV外断熱で施工できる建設会社が実際にわかります。この工法、断熱材の選択が意外でした。他の工法の紹介本をよむと、ウレタンとかポリスチレンとか水蒸気を通さないものを断熱材として使いそれゆえ結露しないと書いてあったので、この工法が水蒸気を通すグラスウールを使っているが意外だったのです。どうやらなにか素人にはわからない何かがあるらしいなあとこれをきっかけに思い、どうやらこの本の巻末の壁の中の湿度、温度分布の図を正確に理解できればナゾが解けるらしいと思いました。けど、一般人読者向けに著者が遠慮してるのかこの図を自在に操るまでには理解できませんでした。僕はその知識を得るために「建築の結露! その原因と対策」って本を読みました。そうすると、図がよくわかります。より掘り下げて結露を考えさせてくれるきっかけになった本です。
「絶対に失敗しないマンション購入」という題名の本ですが、購入する時のチェックリストだけではなく、賃貸・分譲のメリット・デメリットから教えてくれます。入居後の税金・管理は勿論、買い替え・売るまでのポイントも書いてあります。なかなか良い参考書のではないでしょうか。
昭和30年代後半から急増した分譲マンション(作者言うところのコンクリート長屋)。そろそろ50年目を迎える建物も出てくる頃です。
作者は震災と言う特殊な事情で一足先に建替えと言う事態に直面した一マンションオーナー。きっかけは特殊な事情とは言え、
築年数を重ねた共同住宅を建替えると言う状況は、多くのマンション居住者と共有できるもののように思います。
突然降って湧いた深刻な状況と満足のいく共同住宅に無事おさまるまでの事細かな経緯を独特の軽妙なタッチで読ませる秀作です。
全てのマンション暮らしの方に是非読んでいただきたいと思いました。
一生を過す家としてのマンションを考える時、誰もが直面する問題を考える機会を与えてくれる一冊としてお奨めします。
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