住まいと家族 不動産・住宅の本 |
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居間の隣ふすま一枚の所に部屋を持つおばあちゃんが、二階の部屋に移ってから孫たちが遊びに行くこともめっきり減り、また一人で篭りがちになった話など悲しかったし、部屋の場所一つでも大きく生活が変わるのだと痛感した。
やっぱり、実際に住んでいる人が使いこなせるか どうかっていうこと。 確かに、今ある限られたスペースを有効に活用するアイデアものも 参考になるけれど、これから、家を建てようという ときに参考になる、収納アイデアの本って、とっても少ない。 この本では、特に一戸建てをつくるときの参考になる わりとトータルな収納実例が多い。
この本は、「家族の結びつきとは何ぞや?」という根本的な問題を採り上げています。 たとえば、広いリビングを通らないと子どもが自室へ行けない構造を作っても、「逃げるように通れば、それはほんの数秒のことであり、親が声をかけても、子どもが立ち止まろうという気持ちを持っていなければ、その効果は半減するだろう。」と語っている点は、意外と同じ意見を耳にしたことがなかったので、新鮮な印象を受けました。 この点は、マンションにありがちな「玄関側に個室、奥にリビング」という間取りに住んでいる人には朗報ではないかと思います。 「家族が住まいという空間なしに成立した時代などないと思う。」の次行に、「その一方、世界には引き裂かれた難民たちが『家族意識』だけでつながっている例もある・・・」と、家をなくした人々の家族の結束力についても言及しています。 また、携帯電話のマナーにも数行を割いている点からも、これが単なる”間取り”研究の本でないことを示しています。 ちなみに、「個室を知らない人々はプライバシーという感覚も知らなかっただろうから。」 は、19世紀以前のヨーロッパを前提とした話です。 ページ: | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | ... | 次のページ | 3/7 |